モラルハラスメント

モラルハラスメント(モラハラ)について

 モラルハラスメント(モラハラ)とは、言葉や態度による精神的な暴力のことです。「自分が悪い」と思い込まされていて、モラハラを受けていることにすら気づいていない方もいらっしゃいます。当事務所が受ける相談では、最近、夫が妻からモラハラを受ける例も増えてきており、離婚につながる行為です。

モラルハラスメントの特徴:本人にも周囲にも分かりづらい

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 外傷が残る肉体的な暴力とは異なり、証拠が残りにくいので、周囲の人にも理解してもらいづらいのが特徴です。他の親族の理解を得られず、二重に苦しむこともあります。

 また、場合によっては被害者自身が被害を受けていることに気づかず、長期間にわたって精神的なダメージを受け続けることもあります。

 モラルハラスメントの加害者は、時折優しい態度をとったりすることもあり、被害者の方が「思い違いだ」とか「自分が悪かったのかも」と一種のマインドコントロールを受けているような状態になることもあるようです。

モラルハラスメントをする配偶者の特徴

●世間体を気にし、外面が良い
●自己顕示欲が強い
●自分の非を絶対に認めず、全て人のせいにする
●いつも他人と自分を比較し、自分が優位にあるかどうかを気にする
●(内面的には)実は自分に自信がない

実際の相談例

夫側が受けたモラハラ

●妻や娘から「汚い」と言われて洗濯物を洗ってもらえず、コインランドリーで洗っている。
●仕事で疲れているのに、子どもが欲しい妻から毎日セックスを強要される。
 うまくできないと、さらに罵倒される。
●夕食は作ってもらえず、小遣いも毎月1万円しかもらえず(食事代込み)、職場の飲み会に参加させてもらえない。
●妻から「給料が少ない」「無能」と罵られるけど、妻はパートすらしてくれない。
●友人の前で、妻の友人の夫と比較され、バカにされる。

妻側が受けたモラハラ

●夫から「お前は生きている価値がない」と言われる。
●結婚の際に夫の希望で仕事を辞めたのに、夫から「養ってやっている」「働いていないくせに」と言われる。
●子どもの成績が悪いと、夫から「お前の産んだ子だから出来が悪い」と言われる。
●夫は、気に入らないことがあると無視する。

裁判になる場合の注意

 証拠が残りにくいのが特徴ですが、だからといって、裁判で認めてもらえないとは限りません。被害者の記憶に基づく証言も一つの証拠になります。
 いつ何を言われたかを、思い出せる限りメモしておきましょう。また、離婚を決意されている方は、こっそり録音をとるといいでしょう。

 当事務所へ相談される方の中にも、配偶者からモラルハラスメントを受けている方がいらっしゃいます。

 周囲に気づいてもらえず、一人で悩んでいる方も多いと思いますが、我慢せずにぜひ一度、当事務所の弁護士にご相談ください。

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