審判により監護者が父親に変更されて父親が監護権を取得した事例

依頼者属性 男性 会社員20代
相手方属性 女性 会社員20代
子どもの人数 1人
手続の種類 監護者変更の調停、審判
主な争点 父親と母親のどちらに監護権が認められるか

【依頼の経緯】

 離婚の際、依頼者である父親が親権、相手方である母親が監護権を取得したが、母親の監護能力に問題があり、子ども自身も父親と一緒に生活したいと強く希望していることから、監護者を母親から父親に変更できないかとのことで、依頼された。

【当事務所の対応】

 監護者変更の調停を家庭裁判所に申し立てた。母親は子どもの監護権を譲らず、父親も子どもの監護権の取得を強く希望したため、話し合いは平行線となり、監護者変更の調停は不成立で終了し、審判手続に移行した。

 監護者変更の審判手続においては、依頼者から事情を詳しく聞き取り、父親が監護権を取得するのが子どもの福祉に適する理由、監護者を父親に変更すべき事情を詳細に陳述書にまとめて提出した。依頼者が書きためていた日記等も証拠として提出した。家庭裁判所の調査官により調査が行われ、調査官としても、監護者を父親に変更すべきとの意見であった。

【結果】

 審判により、父親への監護者の変更が認められた。監護権を取得した父親は、無事に子どもとの生活を開始することとなった。

【弁護士の一言】

 虐待などの特別な事情がない中で、離婚後に、しかも父親に監護者が変更されるというのはまれなケースであると思う。もっとも、子どもの年齢が高かったために子どもの意思が尊重された面が大きく、監護権は父親が取得すべきとの調査官の意見や審判を得ることができたと思う。

監護権の説明についてはこちら

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